こんにちは、海堀芳弘です。
AIで思った通りの答えが返ってこないのはなぜ?
AIを使っている人は多いと思います。でも、こんな悩みを抱えている人、結構多いみたいなんです。
「AIの答えがイマイチ」
「思ったような答えが返ってこない」
「やっぱりAIって使えないわ」
実は僕も最初はそう思っていました。
2年くらい前から本格的にAIを使い始めて、今はもう毎日AI使ってて完全に手放せなくなっているんですけど、最初のころは「AIってポンコツやな」って思ってたんです。
例えば、「売れる文章考えて」って聞いてもあまりいい答えが返ってこない。「やっぱり使えないなぁ」って。
2年間毎日AI使って分かったこと
でも実は、2年間毎日AIを使って分かったことがあります。
AIって質問する人のレベルで成果の質が変わってくるんです。
思った通りの答えを返してくれないのは、AIがポンコツなんじゃなくて、自分がポンコツだった!
あぁ、ショック😨
この記事では、AIに質問してもまともな回答が得られないときの、AIを最強のパートナーにする3つの使い方についてもお伝えします。
最後までどうぞ楽しんでご覧ください!
「それなりの人」はそれなりの成果しか得られない
多くの人が「AIは万能」だと思ってる
多くの人がAIについてこう思っています。
- AIだと一瞬でコンテンツを作ってくれる
- 初心者でも知識がなくても簡単にコンテンツができる
- AIはWEB上から正解を探して導いてくれる
ある意味ウソではないんですけど、条件があるんです。
でも本当は…
AIって、質問する人のレベルによって、返ってくる答えの質が全然変わるんです。
昔のフジカラーのCM、覚えてます?
「美しい人はより美しく、それなりの人はそれなりに」
若い方は知らないと思いますけど😭
まさにこれなんです。
- 優秀な人はAIで質の高い成果を
- それなりの人はそれなりの成果を
思考や言葉のレベルが高い人がAIを使うと、質の高い答えが得られて、いいコンテンツが作れます。でも、そうじゃない人が使っても、あまりいい答えを得られません。
つまり、同じAIでも人によって返ってくる答えが違うんです。
AIがろくな答えを返してくれないのは、AIがポンコツではなくて、自分がポンコツだということ。それを受け入れることが大切です。
AIはツールにしかすぎない
AIはゼロから何かを生み出す魔法の箱じゃなくて、自分の思考を増幅する道具なんです。
中心はAIじゃなくて自分。
AIを使いこなすには、AIの使い方を覚えることじゃなくて、自分の軸を持つ必要があるんです。
自分の軸を持つには、AIに成果を作ってもらうのではなく、AIをツールとして使うことが重要です。
AIをツールとして使うと、AIは最強のパートナーになります。
逆にこれができないと、いつまでもそれなりの答えしかもらえないままなんです。
AIを最強のパートナーにする3つの使い方
それでは、AIを最強のパートナーにする3つの使い方についてお伝えします。
①AIの回答をジャッジできる
先日、クライアントのWEBサイトにSEO対策のためのキーワードタグを設定していました。
最近、タグ案はAIに出してもらうようにしているんです。
AIに「タグを5つ作って」って依頼したら、5つ作ってくれるんですけど、大体3つくらいは、まあまあイケてるレベル。
でも残り2つは、「こんなん、絶対ターゲットは検索せえへんやろう!」というタグを作ってくれます(笑)
このやりとりで必要だったことは、「この3つは使える、この2つはダメ」ってジャッジしたのは僕なんです。なぜジャッジできたかというと、僕はWEBサイト制作を何年もやってて、SEO対策も常日頃から考えてる。だから「これは違う」って判断できたんです。
AIが出した答えを、正しいか間違ってるかジャッジする知識や経験がないと、AIは使いこなせないんです。
「初心者でも知識がなくても簡単に!」っていう広告を見るけど、やっぱりジャッジする力がないと無理だと思います。
②AIで客観的視点に立つ
4月からYouTube発信を再開してるんですけど、正直、再生回数は少な過ぎるので、なんとかしないとなと思っていました。
あるとき、直近の3本の動画をチェックしたら、こんな状況だったんです。
- 動画A:再生回数85回
- 動画B:再生回数8回(悲しい😢)
- 動画C:再生回数29回
こんなに差があったんです。
僕としては、どれも重要な伝えたいことなのに、なんでこんなに差があるんやろう?自分では動画内容の違いが全然わからなかったんです。
「そうだ、AIに聞いてみよう!」
そう思いたって、3つの動画のタイトルとサムネイル画像を見せて、「なぜこんなに再生回数に差が出たと思いますか?」「分析してください」って聞いたんです。
そしたら、こんな答えが返ってきました。
動画Aは:『お金のために働く』という多くの人が共感しやすい悩みを明確に表現している
動画Bは:抽象的で悩みが見えにくい
動画Cは:セールスに特化した内容でターゲットが限定的
このやりとりをして思ったのが、「AIってやっぱりすごいな!」ってこと。
僕には思いつかないような客観的な視点で指摘してくれたんです。やっぱり自分のことって客観的な視点に立ちにくいから、AIが返してくれた回答を見て初めて客観的な視点に立てる。
うまくいかないことや、わからないことは、うんうん独りで悩んでいるより、AIに客観的視点に立って回答してもらえば、答えに早く近づけるなと。
AIとやりとりすることで、客観的視点の回答をもらえるので、自分がわからなかった盲点に気づくことができます。
そのためには:
- そもそも、問題は何かを意識する
- 状況を的確に伝える
- 出された答えを客観的視点で見れること
が大切です。
③AIに相談する
まず、AIに相談しながら答えを導き出すということ。
「AIを使いこなすには、適切なプロンプトを書けるかどうか?」という意見があります。
それはそうなんだけど、プロンプトの作り方から聞いていけばいいと思うんです。
「こういうことをやりたいんだけど、どんなプロンプトを出したらいい」って。
最初にAIに「こんなことを考えてるけどどう考えたらいい?」と相談したら、「こんなビジネスコンセプトから考えるのはどうですか?」とAIが提案してくれます。
それを見て、自分の中から発想するネタ、アイデアがある。
「こんなアイデアはどう?」ってフィードバックを求めると、すぐさま「こんな風にまとめましたがいかがでしょう?」って返ってくる。
このAIとの壁打ちのやりとりをやっていくと:
- 適切な考え方、やり方も見えてくるし
- AIとのやり取りの中でコンテンツのネタが浮かぶことがある
- 適切な答えを導き出していける
のです。
AIに相談することで自分の答えを導き出すことができます。
AIに自分が体験したことや考えていること、思ってることを伝えます。
そしたらAIが、「海堀さんの強みはこれとこれで、こんな人がこうなるために、こんな商品が考えられます」というふうに分析提案してくれる。
その答えを見て自分で「あ、僕のやりたかったことこれだ!」って気づくことがあるんです。
正直、下手なコンサルに相談するよりよっぽど自分の本音に辿り着くと思います。
また、このAIとのやり取り自体がコンテンツになることにも気づきました。
今このブログ記事でも、AIとのやりとりを伝えてるだけなんです。それがコンテンツになる。
AIに相談するコツは、こんな感じです。
どうやって考えていけばいいかわからなかったら、「どうやって考えていったらいい?」と考え方から聞いていく
AIの答えが全て正解かどうかはさほど問題ではなくて:
- 正解じゃなかったら「それじゃない!」ってわかるし
- 正解だったら「そうそう、それ!」ってわかる
自分の正解に気づくためにAIに相談するんです。
AIとのやりとりを振り返るだけで、自分にとって重要なことに気づくときがあるし、それ自体がコンテンツになります。
一度のやり取りで答えを出そうとしない
AIって、1回の質問で完璧な答えを返してくれることはほとんどありません。
さっきのSEOタグの話でも、最初に出してもらったら、5つの回答のうち2つはイマイチだった。
僕は:
「このタグはターゲットが実際に検索しますかね?」
「僕にはそうは思えないんですけど?」
ってフィードバックしたら、次は使えそうなタグを返してくれました。
AIに相談する能力どうやったらつきますか?と質問する暇があったら、なんでもいいから相談してみる。それが一番の近道です。
まとめ
今日のポイント
- AIで差がつく理由
- AIは万能じゃない
- 使う人のレベルによって返ってくる答えの質が変わる
- 「美しい人はより美しく、それなりの人はそれなりに」
- ポンコツなのは、AIじゃなくて自分だった
- AIはツールにしかすぎない
- ゼロから何かを生み出す魔法の箱じゃなくて、自分の思考を増幅する道具
- だから、自分の軸を持つ必要がある
- 自分の軸を持つには、AIを最強のパートナーにする【AIを最強パートナーにする3つの使い方】
- AIの回答をジャッジする:目の前の答えが正しいか見極める知識と経験を持つこと
- AIで客観的視点に立つ:AIに分析してもらい、自分の盲点に気づくこと
- AIに相談する:AIに答えを出してもらうのではなく、やり取りの中で自分の答えを導き出すこと
最後に質問です
言語化することで、あなたの解釈が変わるかもしれません。
あなたが少しでも元気になれたらうれしいです。