こんにちは、海堀芳弘です。
ビジネスで問題が起きたとき、目の前の問題を解決しようとしても解決しない
起業して21年間、様々なクライアントのWEBコンテンツ制作をやってきた僕ですが、ビジネスで問題が起きたとき、目の前の問題を解決しようとしても、いつまで経っても解決できないことってありませんか?
- 目の前の問題を解決しようとしたのに解決しない
- むしろ悪化することもある
- 堂々巡りになってしまう
では、どうすればいいのでしょうか?
最近、「クリティカルシンキング」というものを知りました。直訳すると「批判的思考」。その日本語訳だと、僕は絶対に興味を持たなかったと思います。
でも、ちょっと調べてみたら「え、これめっちゃ面白いやん!」って思ったんです。
そして内容を見てみると、3つのポイントがあるなと思いました。
- 事実を正確に見る(意見と分ける)
- 前提を疑う
- 本質は何か?を見る
これは、あくまで、クリティカルシンキングの教えではなく、僕の解釈です。
この3つのポイントに気づいて「あ、これって僕が普段クライアントとのミーティングでいつもやってることやん!」って思ったんですね。
この「クリティカルシンキング」3つのポイントで考えてみると、ビジネスでの目の前に見えている問題は、実は本当の問題ではないことが多いんです。
それはどういうことなのか?
僕のクライアントとのミーティングの実際の体験を使ってお伝えします。
どうぞ最後まで楽しんでご覧ください!
「問題は別のところにあった!」の実際の体験
あるクライアントスタッフから相談を受けた
あるクライアントスタッフから相談を受けたときの話です。
あるクライアントの製造部門と営業部門の間で問題が起きていて、営業スタッフのAさんからこんな相談を受けたんです。
Aさん「商談中にお客さんが来たとき、製造部門にサポートをお願いしても、全然協力的じゃないんです」
「製造部門の人たちは、自分たちの仕事が一番重要だと思ってるみたいなんです」
「でも、会社の方針でも決まってるように、営業の仕事がなければ、会社そのものが成り立ちません」
「これは手伝ってもらうべきですよね?」
普通に聞いたら「そりゃそうだよね」って思ってしまうかもしれません。
事実の確認をした
僕はこういう相談を受けるとき、いつも事実を確認するようにしています。
なぜかというと、事実じゃなくて、相談してる人の解釈(意見)が混じってることがめちゃくちゃ多いからです。
今回のケースでも、「製造部門のスタッフは、営業の重要性をわかってないんじゃないか?」というAさんの意見が入ってるように思えました。
僕は聞いてみました。
海堀「製造部門のスタッフさんと、営業の重要性について、ちゃんと話し合ったことはありますか?」
Aさんの答えはこうでした。
Aさん「何度もミーティングで話し合ってるので、営業の大切さはわかってると思います」
「みんな会社のこと考えてくれてますし」
僕は質問を変えました。
海堀「じゃあ、製造部門の人たちが営業を軽視してるっていうのは、ちょっと違うかもしれませんね」
「他に協力的じゃない理由、何か思い当たりますか?」
Aさんは、こう答えました。
Aさん「私の言い方がキツかったのかもしれませんね…」
「でも、これは社長の方針でもあるんだから、『商談のときは営業をサポートしてください』って言ってやってもらうしかないですよね?」
僕は返しました。
海堀「正論を振りかざしても、よけいに反発心が起こる気がします」
「何で協力的じゃないのか?他に理由があるんじゃないでしょうか?」
よくよく聞いてみると、本当の問題が見えてきた
よくよく聞いてみると、製造部門のスタッフの気持ちがわかってきました。
「僕たち製造部門では、会社のことを考えて仕事はキチンとやってる」
「でも、他の部署ではキチンとできてないことが多々ある」
「それなのに社長は、他の部署に対してキチンと指示しない」
「今回の件でも、社長が僕たちにキチンと指示するべき」
「何で営業スタッフから指示されなければならないの?」
「僕たちにサポートを要求する前に、社長が会社のことしっかり指示してよ!」
これを聞いて、みんな「あ~…」ってなりました。
原因は社長にあったのです。(社長はその場にいて、めっちゃガックリきてました💦)
- 目の前に見えていた問題は「製造部門が協力的じゃない」だった
- でも、本当の問題は「社長が会社の指示をしっかり出していない」だった
本質に辿り着いたステップを、クリティカルシンキングの3つのポイントで振り返ってみる
問題の多くは、目の前に見えていることが問題ではない
- 目の前に見えていた問題は「製造部門が協力的じゃない」
- 本当の問題は「社長が会社の指示をしっかり出していない」
本当の問題は、目の前に見えている問題が本当の問題じゃないことがめちゃくちゃ多いんです。
その奥にある全く違うことが問題であることが多いんですね。
後から振り返ると、僕は「クリティカルシンキング」の3つのポイントを使っていました。
クリティカルシンキングの3つのポイント(僕の解釈)
- 事実を正確に見る(意見と分ける)
- 前提を疑う
- 本質は何か?を見る
なぜ本当の問題にたどり着けたのか、振り返ってみます。
①事実を正確に見た(意見と分ける)
Aさんの話には「意見」が混じっていました。
「製造部門のスタッフは、営業の重要性をわかってない」
これは意見であって、事実ではありません。
事実を確認すると「営業の大切さはわかってると思います」だったのです。
②前提を疑った
「製造部門が協力的じゃない」という前提。
本当にそうなのか?他に理由があるんじゃないか?
③本質は何か?を見た
製造部門のスタッフの気持ちを聞きました。
本当の問題は「社長の指示不足」だったんです。
奥にある本当の問題にたどり着くには
この3つのプロセスがめちゃくちゃ役に立ちます。
- 事実を正確に見る(意見と分ける)
- 前提を疑う
- 本質は何か?を見る
ひとりごと:AIセルフクリティカルコーチングを研究中
実は最近、この「本質を見る」って視点を使って、面白いことを考えています。
例えば、今回のクライアントみたいに、自分がビジネスで壁にぶち当たったとき、コンサルタントに相談するようにAIに相談したら、自分一人でも本質的な問題にたどり着けるんじゃないかって。
「AIセルフクリティカルコーチング」みたいなプログラム作れないかなと思っています。
質問すると、
AIが
「事実は何か?」
「前提は正しいか?」
「本質は何か?」
と質問してきて、
その質問に答えると、AIが本質を提案をしてくる。
そんな自分一人で本質に気づけるようなプログラムです。
まだ試行錯誤してるんですけど、これができたら、コンサルタントに頼らなくても自分で問題解決できるようになるかなって思っています。
まとめ
今日のポイント
①目の前の問題≠本当の問題
目の前に見えている問題が本当の問題じゃないことがめちゃくちゃ多いです。
その奥にある全く違うことが問題であることが多いんですね。
②本当の問題にたどり着く3つのプロセス
- 事実を正確に見る(意見と分ける)
- 前提を疑う
- 本質は何か?を見る
この3つのプロセスがめちゃくちゃ役に立ちます。
③これからは、AIを使って自分一人でも本質にたどり着ける
「AIセルフクリティカルコーチング」まだ試行錯誤中ですが、乞うご期待!
最後にあなたに質問です。
ぜひ、言語化してシェアしてみてください。
今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたの助けになって、あなたが少しでも元気になれたらうれしいです!