あなたは、落ち込んだ気分になるときってありますか?
そんなときって、どのように乗り越えているでしょうか?
これは私の話ですが、
ある朝、少し落ち込んだ気分になっていたので、
少し自分の内面を見つめることにしました。
私はいつも朝に、
心のクリアリング(瞑想・マインドフルネスのような)
の時間を取っているのですが、
その日は自分の思考を書き出すことにしました。
すると、書き出しているうちに、
人間って自分の中で解決できるんだな、
自浄作用があるんだなとつくづく思いました。
本日はその「落ち込んだ心を浄化するしくみ」について
私の思考体験をネタにお伝えしたいと思います。
クリアリングのときに
「何に落ち込んでいるの?」と自分の中に聞きました。
すると、
- 年齢、老い
- 自分の理想がなかなか思い通りに実現できていない焦り
- 「理想が実現しても果たして幸せになるんだろうか?」という不安
そんなことが出てきました。
3つ目なんて「そんなこと思ってるの?」と
ちょっと驚きましたが、
一つ一つクリアリングしていくことにしました。
「年齢、老いを気にしている。」
ということは、
「若い方がいい」と思っているんだなと思い、
「若い方がいいと思っている」と書き出しました。
書き出した文字を見ると、
「当然、若い方がいいよな…。」と思っている自分がいました。
「でも待てよ?本当に若いことがいいことなんだろうか?」
「若いことのいいことって何?」
自分の内側に聞いてみると、
「(若い方が)自分のことをいいと思える」
ということが出てきました。
あぁ、「若いということ」ではなくて、
「自分のことをいいと思える」、
つまり「自分のことを好きになる」が欲しいんだなと思いました。
「じゃあ、年齢が高い人でいいと思える人はいないの?」
って思ったときに、
「自分より年上でもステキだな、良いなと思う人はたくさんいるな」
と気づけました。
そして、「若い方がいいと思っている」という文字を改めて見てみると
先ほどと気持ちが変わっていて、
「若くても、若くなくてもどっちでもいいな!」と思っていたのです。
「昔(若いとき)が良かった」あるいは、
「今が一番いい」という考えは、
「どちらかが、どちらかよりいい」と考えているなと気づき、
「それって、ちょっと違うな」と思ったんです。
「今も昔もこれからも全部いいんじゃないか?」
そんなことに気づけました。
で、クリアリングの時間中に
いろいろな問いが出てきたのですが、
その中で「どうしたら自分を好きになれる?」と
自分に問いかけました。
すると、「自分のダメだと思っていることを許すこと」
というのが出てきました。
「自分のダメだと思っていることって何?」と問いかけると、
- すぐなまけるところ
- あまり愛想のないところ
- 引っ込み思案なところ
- 能力が発揮できていないところ
- 人にやさしくできないところ
- いっぱい食べてしまって中々やせないところ
- 顔がおっさんになってきたところ
ちょっと人に赤裸々に見せるのは恥ずかしいですが(笑)、
書き出したものを見ると、
なんか泣けてきたんですね。
自然に涙が溢れてきました。
「あぁ、自分自身で自分を否定して痛めつけていたんだな」
と気づきました。
そして自分に「ゴメンね」って言いました。
そのあとに、偶然、(というか必然かも…)
「落ち込んだ心を浄化する魔法のしくみ」を思いついたのです。
それはどんな魔法のしくみかというと…
まず最初に
「何に落ち込んでいるか?」を書き出します。
今回の私の場合は、
- 年齢、老い=自分を好きになれない
- 自分の理想がなかなか思い通りに実現できていない焦り
- 「理想が実現しても果たして幸せになるんだろうか?」という不安
2番目に
「そうじゃない自分もいいじゃん」に置き換えてみます。
- 老いている自分=好きになれない自分もいいじゃん
- なかなか理想通りにできない自分もいいじゃん
- 理想が実現して幸せじゃないと思っている自分もいいじゃん
でもこのままだったら、
「じゃあ、どうすればいいの?」って混乱してしまうので、
最後の3番目、
「そうであってもステキだよね」に置き換えます
- 自分を好きになれてもステキだよね
- 理想通りにできてもステキだよね
- 理想が実現して幸せになれてもステキだよね
「タラ」じゃなくて「テモ」というのがミソです。
「しなくていい」でもなく、
「しなければいけない」でもなく、
「どっちもいい」というブレーキを外した状態に立ててはじめて、
「そうしたい」というアクセルが踏めるんだと思います。
あなたが落ち込むときって何に落ち込んでいるでしょうか?
その落ち込んでいる原因を
「そうじゃない自分もいいじゃん」に置き換えるとどうなりますか?
「そうであってもステキだよね」に置き換えるとどうなりますか?
あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。
本日は以上です。
ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。
それではまた会いましょう。