キャッシュポイントという言葉があります。
「収益を生み出す機会」という意味らしいのですが、
私は、このキャッシュポイントを考えることで
「お客さんが買ってくれるか?」が、全然変わってくると思います。
私の仕事を例にあげると、
- ホームページ制作
- コンサルティングセッション
- セミナー・研修
などのようになると思いますが、
一般的にキャッシュポイントとは、
そういった「商品=収入の入り口」のことを指している場合が多いと思います。
でも、そんな風に
「どんなビジネスをするのか?」
「どんな商品を売るのか?」
だけを考えて決めて、
「お客さんが買ってくれるのか?」というと、
私は???だと思います。
では、「お客さんが買ってくれる」キャッシュポイントっていったいどのように考えればいいのでしょうか?
本日はそんな「キャッシュポイント」の考え方についてを話したいと思います。
「キャッシュポイントって何だ?」を私なりに言うと
「お客さんがお金を払える形」だと思います。
なので、お客さんに「お金を払いたい」と思ってもらえないと、
それはキャッシュポイントではないと思います。
例えば、先ほどの私の例でいうと
- ホームページ制作
- コンサルティングセッション
- セミナー・研修
これだけでお客さんが「お金を払いたい」と思ってくれるでしょうか?
もちろん15年くらい前だと、
私の名刺の「ホームページ制作」というキャッシュポイントを見て
「ちょっと話を聞いてもらえませんか?」ということはありましたが、
それは「ホームページを制作したい」という需要があった場合だと思います。
今は、中小企業はもちろん、個人でもホームページを持つ時代になって、
「ホームページを制作したい」という需要は確実に減っていると思います。
コンサルティングセッションなんて受けたい人はこの世にはいない(笑)と思いますし、
セミナー・研修なんて逆に苦痛と思う人が世の中にはたくさんいます。(笑)
話がちょっとそれましたが、
重要なのはキャッシュポイントを考えるときも、
お客さんが「お金を払いたい」ことを考えることなのです。
そのためには、お客さんの、2方向の欲求を考える必要があります。
- 悩みやお困りごとの解決(痛みをさける)
- 楽しいことや願望の実現(快を求める)
これを「ホームページ制作」を例にとってみると、
「ホームページ制作」だと
「お金を払いたい」という人はもう少ないと思います。
でも、
- 「集客できるホームページ制作」や
- 「売れるホームページ制作」だと
ちょっと「本当だったらお金を払ってもいいかな?」という人も出てきたのではないでしょうか?
(まあ、いまどきこんなフレーズは巷に溢れていますから、信用できないとは思いますが、そこは置いといて)
これは
- 「集客できない」「集客の方法がわからない」や
- 「売れない」「売れる方法がわからない」などの
お客さんの悩み、お困りごとの解決というゴールをキャッシュポイントにしています。
また、
- 「あなたの強みを明確にするホームページ制作」とか
- 「あなたのNo.1を見つけるホームページ制作」だったら
どうでしょうか?
これは、先ほどの「集客できる」「売れる」というゴールのために
- 「自分の強みを明確にする」
- 「自分がNo.1になれる部分を見つける」といった
手法の部分をキャッシュポイントにしています。
これが正解というわけではなく、いろいろな考え方ができると思うのですが、
商品は同じ「ホームページ制作」でも、
- 「ホームページを制作すること」
- 「集客すること、売ること」
- 「強みを明確にする、No1になる」のように
キャッシュポイント=「お客さんがお金を払いたいと思うこと」は、全然違ってくるということです。
あなたの商品はなんですか?
あなたのお客さまが「お金を払いたい」と思うことって何でしょうか?
そのためにあなたが提供できるキャッシュポイントは何でしょうか?
あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。
本日は以上です。
ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。
それではまた会いましょう。