過去の記事で、
「ワクワクしたときに成果が出やすい」とか、
「フロー状態」についてお話ししたと思います。
過去記事：成功しようと努力すると大抵の人は不幸になる！
過去記事：あなたの才能を発見する方法
本日も「フロー状態」と「成果が出る」
ということについてお話ししたいのですが、
過去の記事では、
「ワクワクすることをしよう！」とか、
「ハッピーでいること」
「それがパフォーマンスや成果につながる」
みたいなことをお話ししたと思います。
それじゃあ、
- 「遊びだと思ったら成果が出るのか？」
- 「仕事だと思ったら成果が出ないのか？」
と私の体験を振り返ってみると、
むしろ「遊びと思ったことの方が成果が出にくい」
ということに気づいたのです。
過去の記事とは全く真逆のことを言っていると
思われたかもしれませんが、
本日は「仕事と思うこと」で、
フロー状態になって、パフォーマンスがあがり、
成果が出るという話をしたいと思います。
私は高校のときは「ミュージシャンになりたい！」
と思っていました。
バンドを組んで、毎日学校が終わると、
一目散にスタジオに向かっていました。
高校を卒業して東京まで上京したんだけど、挫折してしまうのですが、
挫折して社会人になってからも
バンドを組んで趣味で音楽を続けていました。
趣味と言いましたが、
「あわよくばミュージシャンになりたい」
そんな思いも捨て切れないでいました。
で、やっぱりバンドマンというものは
「アルバムをつくりたい」ってみんな思うものなんですね。
それで、20代前半にアルバムをつくろうと思ったのですが、
実際にCDという形でアルバムが完成したのは、
なんと30歳を過ぎたときでした。
音楽は好きだったし、バンド活動も大好きだったのに、
アルバムが完成するまでに、
なぜそんなに年月が掛かってしまったのでしょうか？
そのことについては深く考えることはなかったのですが、
最近あるクライアントのホームページをリニューアルしたときに、
話を最初に受けて、
ホームページを作成してアップし、
「お問い合わせが来て成約する」という成果が出るまで、
約1ヶ月ほどで実現した体験をしました。
これは、私の経験の中でも最速だと思いますが、
なぜこれほどまでに早く実現したかというと、
やっぱり仕事だったからだと思います。
これが遊びや趣味だと、そんなに集中できなかっただろうし、
時間も掛かっていた、あるいは実現していなかったかもしれません。
アルバムを完成させることについても、
もし仮に、私がプロのミュージシャンだったとして、
仕事として音楽していたら、もっと早くアルバムは完成したと思います。
私の当時好きだったギタリストのポールギルバートも
「締め切りがなかったら曲なんて完成しないよ」って言ってましが、
「こんなに音楽大好きそうな人でもそんなことを思うんだ」
と当時は思いました。
もちろん、「好きなことをする」とか、
「ワクワクする」ということは最低条件必要だと思います。
でも、フロー状態になるとか、成果を出すためには、
「仕事と思って行う」ということが必要。
最低でも私には必要だと思います。
で、「なぜ仕事と思って行うことが必要か？」私なりに考えてみました。
一つ目は、「絶対に行う」という
目的意識があるからだと思います。
仕事だと自分だけじゃなくて、
クライアントと共通目標に向かうので、そこには約束があります。
「いつまでに、それをやり遂げなければならない」
という課題ができます。
その課題ができたことで、
「やろう」という気持ちが強くなるのかなと思います。
そして、二つ目は、
「考えてもみなかったことにチャレンジする」ことです。
私がホームページをつくるときなんかはそうですが、
クライアントから要望をお聴きします。
その要望には、これまでやったことのない領域の仕事だったり、
どうやったら実現できるのかすぐにはわからないこともあります。
最初は「どうやったらいいかわからん、どうしよう？」と思うのですが、
そういう地点に立って初めて、本気で脳は作動するんですね、
うんうん考えて悩んだ後に、ピンとひらめいて、
「こうしたらいんじゃないか」という方向性が出てくるんですね。
多分そんなときの行動って、没頭していて、
「これはどうかな？」「あぁ〜ダメか。」
「そしたらこうかな？」「お〜、うまくいきそう」
みたいな感じで
「気がついたらうまくいくまで行動していた」ことが多いんですね。
遊びや趣味だったら、
もちろん上達ということはあるかもしれませんが、
自分が想定していた方向以外のところには行かないと思うのです。
なので、何かがなかなかできないというときは、
仕事にしてみるということがいいのかもしれません。
あなたがこれまで
「仕事だからできた」ということはありますか？
今やりたくてもなかなかできないことってありますか？
それが「絶対にしなければならない仕事」
だとしたらどうでしょうか？
あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。
本日は以上です。
ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。
それではまた会いましょう。
