あけましておめでとうございます。
本年2018年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
年末年始のこの時期って、
1年の計画や目標を立てる方が多い時期だと思います。
あなたは何か目標を立てましたか？
目標を立てた方は、どんな目標を立てたでしょうか？
本日は「目標って一体何のために立てるのか？」
について考えたいと思います。
例えば、
『今年は年収〇〇万円を突破する』
という数値目標を立てたとします。
その目標を立てることで、
「どうすれば、年収〇〇万円を突破できるのか？」
という思考になるので、
それはそれで有益で良いことだと思います。
ですが、目標にとらわれすぎると、
大切なことを見失うこともあると思うのです。
これは7、8年前の私の話ですが、
私は当時『今年は年収〇〇万円を突破する』
という目標を掲げていました。
その当時は
「年収〇〇万円になったらハッピーになれる」
と思っていました。
ある意味迷いはなかったです。
その当時、
色んな方々と知り合ってお世話になり、
仕事にも恵まれて
おかげさまで
目標だった年収〇〇万円を
突破することができました。
これまで到達したことのない年収でした。
銀行口座の残高も
過去最高額を記録していました。
本当に嬉しかったです。
ヤッターと思いました。
「よし、次の年はもっと上を目指そう！」
そう思っていたのもつかの間、
その後に、何か「むなしさ」みたいな感覚を感じました。
「自分って一体何のためにがんばっているんだろう？」
心にポッカリと穴があいた感覚です。
そして急にものすごい
不安や恐怖が襲ってきたのです。
「仕事がなくなったらどうしよう」
「お金がなくなったらどうしよう」
「稼げなくなったらどうしよう」
銀行口座の残高が過去最高額を記録
しているにもかかわらずです。
そして次の年の年収は、
半分以下の金額に下がってしまいました。
通帳の残高もどんどん減っていきました。
でも、実際年収が減って、
お金がなくなっているときより、
過去最高の年収を実現して
お金があるときの方が
不安や恐怖は大きかったです。
一瞬、「廃業しないといけないかな？」
と思ったほどです。
本当に自分の内側に起こっていることが、
外側の現実をつくりだすものだと思いました。
あっ、安心してくださいね。
今はもう立ち直っていますから。
で、その出来事があってから、
「お金を目標にしていたら、つまづくことがあるんだな」
ということを身をもって実感しました。
これは最近の話ですが、偶然TVをつけると、
ある哲学者がコメントしていました。
「今の情勢は経済の発展を目的にしている。
すると、急激に経済の発展は起こるが、
経済格差という問題も同時に引き起こしている。」
「江戸時代は、それぞれがやりたい取り組み、
楽しいと思う取り組みを行っていた。
すると結果的にゆるやかな経済発展が起きていた。」
私は、これが本当の願望実現の順序なのかなと思います。
7、8年前当時の私は
「年収〇〇万円になったらハッピーになれる」
と思っていました。
それは今思うと、その当時
「今はハッピーじゃない」と言っているのと同じでした。
今の私は、
「自分がハッピーだと、ハッピーな形が外側にできあがる」
と思っています。
なので、ハッピーなことを優先に
何事も取り組むようにしています。
目標を立てるとすると
「どうなったらハッピーかな？」とか
「何をしたらハッピーだろう？」ということになります。
数値的な目標は悪くはないですが、
「数値目標も、達成したときの何かのハッピーにつながっている」
と思います。
そして、目標を立てた現在も、
そこに到達するまでのプロセスも、
全てハッピーなのがいいと私は思います。
あなたは今、どんな目標を立てたいと思いますか？
目標を達成したときにどんなハッピーが待っていますか？
その目標を立てた今、そして達成するまでのプロセスには
どんなハッピーがありますか？
あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。
本日は以上です。
ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。
それではまた会いましょう。
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