あなたの才能を発見する方法

あなたの才能を発見する方法

前回「フロー」について話をしましたが、

やはり、人は乗っているとき、ワクワクしているときに
幸福感を感じて、パフォーマンスを発揮できるようです。

そんなワクワクしているときは、
才能を発揮しているときと言えると思います。

 

ワクワクしているときと、そうでないとき。

551蓬莱のCMの「あるときないとき」みたいな感じですかね。
(関西以外の人わかるかな?・・・)

  1. ワクワクしているときに才能が垣間見える。
  2. そうでないときは、その才能が封印されている。

そんな出来事がありました。

本日はそんな出来事から気づいた
『才能を発見する方法』についてお伝えしたいと思います。

 

あるクライアントのミーティングで

これから売上をあげるために、どんなことをして行くか?
目標を立てる場面がありました。

クライアントは始め
「売上をあげる」
「目標を立てる」
「行動する」
その言葉を聞いたときに、

テンションがさがるというか、少し、しんどそうな印象でした。

「この状態では、いい成果が出ないな」と思ったので、
クライアントがワクワクするようなことにフォーカスしようと思いました。

 

そのクライアントはあるヒット商品を過去に販売していて、
その商品を開発しているときはとてもワクワク乗っている感じでした。

そのことを思い出して、クライアントに伝えました。

「〇〇社長、今、目標を立てて行動して行くという話をしていましたが、
その話のときに社長は少し、しんどそうに見えたんです。」

「あの商品を開発していたときはワクワクしていたと思うのですが、
その当時の社長と今の社長の元気度って全然違いますよね?」

クライアント(以下ク)は
「あのときと比べたら、確かに元気がないかもしれませんね。」

私は
「せっかく目標を立てて行動して行くのですから、
あのときの社長はどんなだったかお聴きしていってもいいですか?」

ということでヒアリングすることになりました。

 

私「あの商品を開発した当時、なぜ開発しようと思ったのですか?」

ク「他人がやっていない商品を作りたかったんです。」

私「他人がやっていない商品を作りたかったのはどうしてですか?」

ク「やっぱり、目立ちたい、賞賛されたいからですかね?(笑)
あと、販売のチャンネルを増やしたかったというのもあります。」

私「なぜ販売のチャンネルを増やしたいと思ったのですか?」

ク「たくさん売りたい、売上をあげたかったからです。」

そんな感じで、ヒアリングをしていき、
その内容を書き出したものをその場でクライアントに見てもらいました。

私「書き出したものを見て何か気づいたことはありますか?」

ク「以外に「たくさん売りたい」というのが多いですね。
あと、「その人その人の個性を発掘する」というのもそうだなと思います。
あと、「誰かを応援したい」というのも思ってるんだなと思います。」

私はそれを聞いて確信しました。

 

私「その3つってどうやら〇〇社長の才能だと思うんです。

先ほどは「売上をあげる」という言葉を聞いたとき、
社長の元気がなかったんですが、

「たくさん売りたい」というときの社長はワクワクしていました。
「たくさん売る」というのは社長の一番の才能かもしれないですね?」

ク「本当だ、ちょっと意外だけど、なんか楽しくなってきました!」

私「その3つのポイントから目標を立てて行きましょうか?
これも行動のワンステップですから」と申し上げると、

ク「私は「行動する」という言葉をネガティブに捉えていました。
「行動しなければ」と思ってました。
でも、その感じで行くとワクワクして「行動したい」になると思います。」

今回私が気づいたのは、

  1. パフォーマンスが発揮できていないときは、ワクワクしていないとき、才能が封印されているときだということ。
  2. ワクワクしているときの中にその人の才能ポイントがあるということ。
  3. 苦手だと思っていることがいちばんの才能ポイントだったりすること。

そんなことを、逆にクライアントに教えていただきました。

 

あなたは今ワクワクしていますか?元気がありますか?

封印されているあなたの才能があると思いますか?

あなたがワクワクしているときって、どんなことを思い、考えていますか?

あなたが自分が苦手だと思っていることってありますか?

それはあなたのいちばんの才能かもしれませんね?

 

あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。

本日は以上です。

ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。

それではまた会いましょう。