- 起業したい
- 成功したい
- お金持ちになりたい
そんな達成したいこと、願望って、
人によって違うかもしれませんが、
一体何のために「達成したい」と思うのでしょうか?・・・
「自分を認めて欲しいから」
願望をつきつめていくと、そこにたどり着く
とおっしゃる人もいます。
そして、起業しても、成功しても、
(成功って人によって色々あると思いますが)、
お金持ちになっても、
「自分を認めて欲しい」という欲求は満たされないから、
目に見える成功を目指すことは良くない。
まずは、自分を満たしてあげることが必要です。
そうすれば人は幸せになれるのです。
そんなことをおっしゃる人もいます。
でも、それはどうなんでしょうか?
と私は思っています。
という本日はちょっと何というか、
気をつけないと、やりたいことにブレーキを踏んでしまうよ!
そんな話をしたいと思います。
私は心理関係のセミナーに通ったり、
何冊も本を読んだり、心理学はオタク的に好きなのですが、
そんな心理系の理論で、
ビリーフという言葉があります。
人の心の中にビリーフというものがあって、
それが願望達成の邪魔をしている。
「だから、願望実現するためには、そのビリーフを書き換えると良い」
と言われています。
ビリーフとは観念とか信念と言われます。
自分がそうだと信じていることです。
例えば、「起業するのは難しい」「お前には無理だ」
といった
「x=y」の図式を信じていると、
それがビリーフになります。
もっともらしいというか、それはそうなんだけど、
私の経験を振り返ってみると、
「これ順番逆やな!」ということに気づいたのです。
ビリーフが強力というのは、本当にそうだと思います。
私も起業前は、「起業って難しそう」「オレには無理かも?」
って思ってました。
でも今、起業して14年経って、
「起業は楽しい」とか「自分はうまく行く」と思ってます。
これって、ビリーフが書き換わったといえばそうなんですが、
「自分自身でビリーフを書き換えようとしたこと」は一度もないんです。
私が「起業しよう」と思ったのは会社を辞めた後でしたし、
(これは今でも人にオススメできません。笑)
経営とか何にも知らないから、
勉強が必要だと思って勉強しました。
いろんなところに参加した先で
出会った人にいろんなことを教えてもらたり、
中には、仕事を依頼されたり、
それに一生懸命応えようと、試行錯誤していました。
気がついたら、いまの状態(起業している)になってました。
もちろん、税務署に開業届を出した日が
起業した日なのですが、
そのときのビリーフはまだ、
「起業って難しい」「自分には無理かも?」だったと思います。
何が言いたいかというと、
「起業って難しい→起業って楽しい」
「自分には無理かも?→自分はうまく行く」
と、ビリーフを書き換えたから起業できたのではなく、
起業したから、ビリーフが書き換わったのです。
順番が逆だったのです。
ここにも、あるビリーフが隠れているかもしれません。
「ビリーフを書き換えないと起業ができない」というビリーフ。
当然これは真実ではないですよね。
冒頭の話を見ても、
「自分を認めることができないと、幸せに成功できない」
というビリーフが隠されているかもしれません。
だいたい「自分を満たす必要があります」という言葉は、
とっても自分を否定している言葉だと思いませんか?
「満たす必要がある=自分は欠けている(不完全だ)」
と言っていることになりますもんね。
それに「自分を認めて欲しい」と思ってるんだったら
それはそれで良いんじゃないかなと私は思います。
それで「自分を認めて欲しいと思っている自分はダメだ!」とか、
「ビリーフを書き換えられない自分ってダメだ!」とか
ウダウダ悩んで行動できないでいるんだったら、
単純にやりたいことを
ただただ試行錯誤してやって行くこと
そのこと方が大切ではないでしょうか?
もちろん考えること、心を振り返ることって
大事だと思いますが、
やりすぎると本末転倒になっているかもしれません。
あなたは、
これまでに何か達成したことはありますか?
達成前と、達成後は
どんなビリーフの違いがあるでしょうか?
達成するまでの過程で、
あなたはどんな行動を行ってきたでしょうか?
あなたが今達成したいことはありますか?
そのためにやってみたい行動は何ですか?
あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。
本日は以上です。
ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。
それではまた会いましょう。
この記事の音声ファイルはこちら
>> メルマガ読者様限定:ご購読特典 音声ファイル
※音声ファイルを聞くにはメルマガ登録が必要です。
※過去記事の音声ファイルは予告なく削除する可能性があります。あらかじめご了承ください。
メルマガ登録はこちらからどうぞ
>> 海堀芳弘メルマガ登録