この移り変わりの早い昨今。
情報やモノについていくのが大変な人もいると思います。
それは何も今だけではなく、これまでを振り返ってみると、
- 手作業から機械作業へ
- 馬車から自動車へ
- 手書きからPCへ
このように昔から、時代が変わるときはあっという間に変わっているようです。
そのあたりの話は、私のとても大好きな分野で、もっと話したいのですが、
本日のテーマではないので、泣く泣く本題に戻りますね。
そんな風に、時代が変わるときって、新しいモノが世に出回るときだと思います。
例えば、
- パソコンだったり、
- メールができる携帯電話だったり、(最初は通話だけでした。)
- スマホだったり、
- SNSだったり
そんな新しいモノが出てきたとき、
人はだいたい、2通りの反応に分かれると思います。
- 新しいモノを受け入れてなんでも器用にこなしてしまう人と
- 「そんなん、できひん、わからん」と言って受け入れない人と
あなたはどちらのタイプでしょうか?
そのタイプの違いって、向き不向きとか、
能力の差だって思いがちではないでしょうか?
でも、実はそうではないなと最近思います。
本日は、新しいモノを受け入れて、スキルが上達する人とそうでない人との違いについて考えてみたいと思います。
どこかで聞いた情報ですが、
人は、35歳までに世の中に出てきたモノは受け入れられるそうです。
でも、例外もあるし、人次第だと私は思っています。
その証拠といってはなんですが、
年配の人でも、新しいガジェット、例えばスマホに関しては本当に人によって違うと思います。
私の母は、もう70代になりますが、スマホでも、PCでも結構使いこなしています。
今のPCは、私のおさがりのMacbook Airです。
一方、家内の母も70代ですが、「携帯が壊れた!」といってよく電話を掛けてきます。
その度に、家内と母のところに行くのですが、
行って見れば、「ボリュームが下がっていた」とか、
壊れているのではなくて、設定上のことでした。
もちろん、母がPCを使っている姿なんて、全く想像できません。
ところが、母には、そうではない領域もあるのです。
母は、キムタクの大ファンです。他にも最近では若い俳優をよく知ってます。
なので、最新の映画をよく知っています。
「いつからどこの映画館でこの映画やってるからチケット買っといて」
みたいなことを良く言われます。
母は映画のDVDも良く観ます。
DVDを観るには、TVとDVDデッキの使い方を覚えなければなりません。
母は、先ほども申し上げましたが、新しいモノ、メカがからっきし苦手な人です。
ところが、TVとDVDデッキは毎日使いこなしているのです。
もちろん、リモコンも駆使して。
TVとDVDデッキに関しては私よりも詳しいかもしれません。
あと、母はゲームが好きです。
なので、プレイステーション(だったと思います。)も使いこなしています。
毎日寝る前にやっているそうです。
そのことを家内と話していたときに、ふと思いました。
「新しいものを受け入れて使いこなせるかどうかは、その人の能力や向き不向きではないな!」
「そう、新しいモノを受け入れて使いこなせるかどうかは、興味があるかどうかや!」
私の母の方は、なんでPCが使いこなせているかというと、
- 写真を印刷したいとか、
- 催し物のチラシを作りたいとか、
PCを使ってやりたいことに興味があるからだと思います。
家内の母も、携帯電話がダメで、TVやDVDデッキやプレーステーションをなぜ使いこなせているかというと、
- お気に入りの俳優の映画が見たい!
- ゲームがしたい!
そのことに興味があることだからだと思います。
興味があることのためだったら、
新しいモノでも受け入れて、使いこなせるようになる、上達する、
つまり、いつの間にかスキルが高くなるんだと思います。
何か新しいモノが目の前にやってきたときに、
「受け入れられない」「できない」「わからない」と思ったときは、
興味という視点を持ってみてはいかがでしょうか?
あなたは新しいモノを受け入れられない
もしくは、「なかなか上達しないな」ということはありますか?
そのとき、新しいモノに対してどんなイメージを持っているでしょうか?
新しいものを使いこなしたときにどんないいことが起こるのでしょうか?
あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。
本日は以上です。
ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。
それではまた会いましょう。