やりたい仕事を見つける方法

先日ニュース番組で、
矢沢永吉の展示会の模様が放映されていました。

永ちゃん関連の様々なものが展示されているようで、

マイクパフォーマンスの気分が味わえるブース(?)で
ポーズを決めているファンや、

「来て良かった!これからも夫婦で矢沢のファン続けます!」
という夫婦のファンや、
(ファンの人は永ちゃんって言わないのかな?)

グッズを全種類買っていたファンなど、

私は永ちゃんのファンではないので、
そこまで感情移入はできないのですが、

画面からも、ファンのみなさんの
熱狂的なエネルギーは伝わってきました。

その中でインタビューを受けている一人のファンが、
「矢沢のおかげで私の人生があります」と言っていました。

私は
「それだけ影響を与えるって、ある意味すごいな!」
と感心していたのですが、

次にそのファンが
「矢沢のライブに行くと、明日からしんどいイヤな仕事も
 頑張ろうって元気が出ます!」っておっしゃってました。

あぁそうか、この人にとって仕事はしんどいイヤなことなんだ!
そう思いました。

余計なお世話かもしれませんが、

そのファンの人も、

「できればやりたいことを仕事にしたいのかな?」

「そうなったら永ちゃんのライブは
 どう見えるんだろう?どう感じるんだろう?」

そんなことを考えました。

本日は、「やりたいこと」を仕事にしたいと思っている人へ、

やりたいことって何か?
どうやってやりたいことにたどり着くのか?

そんなことをお話ししたいと思います。

前回の記事「仕事時間をワクワク時間に」でも、
「やりたいこと」について書きましたが、

自分が

「こんなことやりたいな」
「こんな風になりたいな」

と思うことってあると思うんです。

私の場合、

  • ミュージシャンになりたい
  • デザイナーになりたい

と思っていたのですが、

私の今の名刺には
「ミュージシャン」とも「デザイナー」とも書いていません。

でも、「やりたいこと」をやっています。

私の「やりたいこと」との出会いを振り返ってみると、

自分が思っていた方向ではない全然違う方向に
「やりたいこと」はありました。

これは、私がデザイナー時代の話なのですが、

入社当初、MACの前で一人でデザインをするのが
デザイナーの仕事だと思っていました。

ところが、上司から「お客さんのところ行くぞ!」
と声をかけられました。

私は

「なんでデザイナーが営業行かないといけないんですか?
 営業なんて行きたくないです。」

とブーブー言って抵抗していたのですが、

社員10名ぐらいの小さな会社だったので、
そんなことも言ってられず、なんでもやらなければいけません。

渋々お客さんのところへ営業に行ってました。

最初はブルブル足が震えて、
声が裏返っていたときもあったと思います。

でもお客さんの要望を聞いていくうちに、
「だったら、こんな風にすればどうだろう?」
とかひらめくようになって、

「ここをこうすればどうですか?」と提案すると、

「あぁ、それいいね!そうしよう!」と言ってくれたり、

「前の提案通りの資料をお客さんに見せたら
 わかりやすいって言われて受注が決まったよ、ありがとう」
と言われたり、

何度かお客さんのところに行っいると、
だんだん営業が楽しくなっていたんですね。

気がついたら

  1. MACの前で一人でデザインすることより、
  2. お客さんのところに営業に行ってコミュニケーションすることの方が

自分の性に合ってることに気づきました。

これは、人見知りで人と話すのが苦手だと思っていた私にとって、
ものすごく意外な出来事でした。

私の父も設計士だったのですが、営業が好きだったらしく、
その血が流れているのかもしれません。

今でもお客さんの要望を聞いて、提案することは、
私の「やりたいこと」の中心になっています。

今の私の仕事を一般的な職種でいうと、

  1. ホームページ作成
  2. コンサルティング

となるのですが、

この職種も自分から「なりたい」「やりたい」と思って
始めたわけではありません。

この話をしだすとちょっと長くなりそうなので、
続きはまた今度ということで。

あなたの今やっている仕事は「やりたいこと」ですか?

あなたの「そんなのやりたくない」と思うことってどんなことですか?

その中にあなたの「やりたいこと」があるとしたらどう思いますか?

あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。

本日は以上です。

ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。

それではまた会いましょう。

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