最近、テレビをつけても、本を開いても、
知らない人の会話からも、
「努力」という言葉が聞こえてきます。
実は、私は「努力」という言葉があまり好きではありません。
だから、「なんで努力という言葉が気になるんだろう？」と思って、
努力という言葉について考えてみることにしました。
AKB48の元総監督のたかみなが「努力は必ず報われる」
みたいなことを言ってましたが、
私は「そうとは限らんやろ？」って思ってました。
「努力すること」よりも、
「物理的に正しいやり方でやること」
その方が大切だと思ってました。
「努力、努力って言ってるやつアホちゃうか？」
そんな風に、思うこともありました。
あなたは、「努力すること」についてどう思われますか？
本日は「努力すること」について考えてみたいと思います。
私は、エスター＆ジェリー・ヒックス夫妻の
著書「引き寄せの法則」シリーズが大好きで、
結構長い間ハマってます。
なぜハマってしまったか？を今振り返ってみると、
「自分が心で本当にそうだと思っているときの感情が
振動となって世界に伝わって、物事が叶う」
そんな物理学的な観点から納得ができたからだと思います。
「だから、ムダな努力するより、
心がそうだと思っているかが重要じゃね？」
みたいなところがありました。
逆にいうと「心がそう思えないことはやるべきではない」
と決めていたのかもしれません。
自分でも、本当に現実主義者だなとつくづく思います。
あるときに、落合選手（あの元野球選手＆監督ですね）の
息子さんのエピソードをテレビでやっていました。
息子さんが小学生のころ、夜、目覚めてトイレに行こうとしたら、
庭の方から「ブンっ！ブンっ！」って音が聞こえてきたそうです。
「何だろう？」と思って庭を見に行ったら、
夜中なのに落合選手が無心に素振りしていたそうです。
当時、落合選手はジャイアンツに所属していたので、
もう相当実績もあるし、大ベテランだったと思います。
息子さんは不思議に思って
「お父さんは結構上の方のプロの選手なのになぜ練習してるの？」
と聞いたそうです。
そしたら落合選手は、
「お父さんは野球が人より下手くそなんだよ。
だから人よりたくさん練習しなくちゃいけないんだ」
と答えたそうです。
私はその一言にシビれたのを思い出します。
だって、「えーっ？」って思いますよね？
「あの落合選手が人より努力してるの？」
「そんな人が努力しちゃったらどうなるの？」
「他のみんな勝てっこないじゃん？」
って思いますよね？
で、そのとき、「考えたら当たり前だな」って思ったんです。
- すごい人が努力してるんじゃなくて
- 努力し続けてるからすごい人になってるんだなって。
これは想像なんですけど、
落合選手は野球が大好きだと思うんです。
そして、自分が上手くなることが
本当に嬉しいんだと思うんです。
上手くなることが嬉しいから
人より一生懸命集中して練習する。
その結果、人よりすごい選手になる。
そういうことなのかなって思います。
で、そういう人って、周りから見ると「すごい努力している人」
って見られるんでしょうね。
でも、恐らく本人は「努力してる」って意識が
ないんじゃないかなと思います。
私自身のことでも、振り返ってみれば、
高校生のとき、ギターが大好きでした。
毎日8時間ぐらい弾いてました。
練習中お腹の上にギターを抱えたまま寝たこともあったぐらいです。
プロになるほど上手くはなりませんでしたが、
それでも、
ギターを始める前に
「こんな速弾きできたらすごいな！」
と憧れていたフレーズも
練習を積み重ねて行くと
ある日突然弾けるようになるんですね。
突然なんです。
その前には、
何度も「弾けない」「弾けない」「また弾けない」
ということを繰り返してきました。
何度も、何度もです。
でもそのときは、努力しているという意識は
微塵もなかったと思います。
「弾けるようになりたい！」
それしか頭の中にありませんでした。
というか頭の中では、何も考えていなかったかもしれません。
やっぱり、努力というのは
「〇〇したい！」という強い情熱があって、
自然に行動が続けられている状態
なのかなと思います。
私が「努力」のどこがキライかっていうと、
- 一生懸命集中して行動し続けることがキライなのではなく、
- イヤなことを我慢して頑張ることがキライなんだなって
改めて気づきました。
だから、目の前のことを
「これは心が決めているのかどうか？」とか
「果たして好きなのか？キライなことなのか？」とか
そんなことを考えるより、
何も考えずにやるということが必要なのかなと思います。
あなたは努力することについてどう思いますか？
客観的に見てあなたが努力しているときって
どんなときですか？
何か行動をする前に
色々と考えるときってありますか？
そんなとき、何も考えすにやっちゃったとしたら、
どんな成果が生まれるでしょうか？
あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。
本日は以上です。
ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。
それではまた会いましょう。
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