前回の記事「成功を自分自身が邪魔してる?!自己欺瞞を解く方法」では、
自己欺瞞=「自分で自分を騙す」ということについてお伝えしました。
「自分を評価していない自分」が
「自分のイケてない部分を隠そうとする」
それは「自分がイケてる人間である」こと
を保つためだということ。
そしてその症状は、
ポジティブとネガティブの2通りに現れる。
そんな話をお伝えしました。
本日はそんな『自己欺瞞を解く方法』をお伝えいたします。
自己欺瞞の症状は、2通りに現れるとお話ししましたが、
その本質は同じなんですね。
それが無意識の逃避行動。逃げるということです。
- しなければいけない行動を先延ばしにしてしまう。
- 大事な決断をできない。先送りにしてしまう
- 行動しようとすると、違う仕事や用事ができて忙しくしてしまう。
これらはみんな自己欺瞞である場合が多いです。
自己欺瞞を解く際に気をつけなければならないのは、
潜在意識の力を侮ってはいけないということです。
潜在意識を敵に回してしまうと、
断固として自己欺瞞を解かないという方向に働いてしまいます。
だから潜在意識に味方になって協力してもらうこと。
目的意識は同じ「自分を良くしたいと思っている」
ということを、わかってもらうことが重要です。
「自分がよくなること」につながることがわかると
潜在意識はそのパワーを持って喜んで協力してくれます。
それでは、ここからが自己欺瞞を解く方法ですが、
シンプルなので拍子抜けするかもしれません。
困難な状況が目の前に起こったとき、
「もうイヤだ」「もういい加減にしてくれ」
そんなふうに思うものです。
もう、逃げたくなります。
もう、なかったことにしたくなります。
そんなときに人間は感情を感じています。
少し意識的に、困難な状況が目の前に起こったときの
そのネガティブな感情を感じてみます。
ネガティブな感情は、あなたの身体の中の
どこかで感じられるはずです。
その身体の中の感情の感覚を感じていきます。
その感情の感覚は、向き合って感じると
思っていたほどイヤな感覚ではないことが多いです。
ネガティブな感情は、自分の中でつくられています。
自分の中の感覚に「ネガティブ」というレッテルを貼っているのです。
自分の中の思い込みなのです。
だから向き合って感覚自体を感じると、
それはネガティブではないことがわかります。
困難な出来事に遭遇し、ネガティブな感情が出てきたら、
この作業をその度に何度も何度もしてみてください。
すると、本当に必要な行動が浮かんでくるはずです。
その行動を軽い気持ちで行ってみてください。
この自己欺瞞を解く目的は、
望んだ方向へ行動することです。
「なぜ行動するのか?」は、
- 望んだ方向に向かったり、到達したときの感覚・感情
- 困難な状況に対面したときの感覚・感情
その2つの自分の感覚・感情を味わう、体験することが目的です。
だから望んだ方向に向かおうとしたときに
困難な状況が起こるのは、
正しい方向に向かっているというサインでもあるのです。
あなたの望んでいる方向ってどんな方向でしょうか?
望んでいる方向に向かおうとしたときに起こる
困難な状況って、どんな状況でしょう?
そのとき、あなたが感じる
感覚・感情はどんな感じでしょうか?
その感覚・感情はどこにありますか?
誰がつくっているのでしょうか?
あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。
本日は以上です。
ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。
それではまた会いましょう。
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