前回の記事で
「サイトを検索エンジンにヒットさせる」ことの目的は、
「商品・サービスを買ってもらうこと」という話をしました。
そして、商品・サービスを買ってもらうには、
「Be=どうあるか?」が重要だということをお話ししました。
商品・サービスを買ってもらうには、
購入者の「欲しいもの」を伝えなければなりません。
そして、購入者の「欲しいもの」は、
購入者の「どうありたいか?」であることをお伝えしました。
購入者の「どうありたいか?」を想像するには、
商品・サービスを提供する側の「Be=どうあるか?」が影響すると思います。
本日は、商品・サービスを提供する側の「Be=どうあるか?」が
購入者にどう関係していくか?
そして、あなたのビジネスの発展にそれがどう関係していくのか?
についてお話しします。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があります。
私も歴史からいろんなことを学びたいと常日頃から思っていました。
そして、先日「いちばんシンプルな世界の歴史」という本を
タイトルに惹かれて読みました。
この本を読んで、私が気づいた考えを交えてお伝えします。
いちばん思ったことは、
「コミュニケーションの発達が人類の進化を加速させた」
ということです。
人類の生活が狩猟採集から農耕へと変化した際に、
一箇所に定住して共同生活をするようになりました。
すると他の人と知識の交換をするようになって、
食料の生産性が飛躍的にアップしたそうです。
すると食料が増え、人口も増えて、
食糧生産に携わる以外の職業の人が現れたそうです。
そして、
口頭でのコミュニケーションから
書き記すということが発明され、
印刷するということが発明され、
人類はさらに飛躍的に知的発達したそうです。
これは「より効率的に、豊かになるコミュニケーション」だと言えましょう。
で、ここまでは良かったのですが、
ここから人類は、本当に長い間、戦争、侵略、殺戮を繰り返していきます。
この本のように歴史をシンプルに短くまとめられた本を読むと、
本当に人類は戦争、侵略、殺戮を好む生き物なんだなと思います。
- 最初は力の強い者が勝っていたと思います
- 鉄器が発明されると、より強い武器を持つ者が勝つようになり
- そのうち戦略を組織的に共有した者が勝つようになり
- 世界大戦の時代になると、相手の動きをつかんだ者が勝つようになります
これは、「相手に勝つためのコミュニケーション」だと言えると思います。
相手に勝つためのコミュニケーションは、
ビジネスの時代になっても同じことが続いているような気がします。
そしてインターネットが発明され、SNSが普及して、
世界中と一瞬でつながれる時代になった今、
「相手に勝つためのコミュニケーションってどうなの?」と思います。
同じような考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
では、これからはどんなコミュニケーションが必要となってくるのでしょうか?
どんなコミュニケーションの時代になるのでしょうか?
私は「人のためになるコミュニケーション」の時代になる
と勝手に思っております。
人の最大の喜びって、
「自分がしたことが相手のためになる」
ことが実感できたときではないでしょうか?
冒頭で申し上げた、
商品・サービスを提供する側の「Be=どうあるか?」が
購入者にどう関係していくかについてに戻りますが、
商品・サービスを提供する側、購入者のためになることを意識する
というあり方でコミュニケーションを取ると、
必然的に「購入者のためになること=購入者の欲しい者=購入者がどうありたいか?」を考え、提供するようになるのではないでしょうか?
そうすると、購入者の方から
「その商品・サービスが欲しい」と
手をあげてくれるようになるのだと思います。
インターネットって、まさに、
そういったことが可能なインフラだと思います。
なので、インターネットで集客するには
「自分の商品・サービスを伝える」のではなく、
「購入者のどうありたいか?を伝える」
そんなコミュニケーションが必要ではないでしょうか?
あなたは、どんなあり方で、ビジネスをしているでしょうか?
あなたのあり方が役に立つ人は、どんな人でしょうか?
その人へ伝えたい言葉は、どんな言葉でしょう?
その言葉が伝わったとき、その人にはどんな良いことが起こるでしょうか?
それが起こったとき、あなたはどんな気分になるでしょうか?
あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。
本日は以上です。
ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。
それではまた会いましょう。
この記事の音声ファイルはこちら
>> メルマガ読者様限定:ご購読特典 音声ファイル
※音声ファイルを聞くにはメルマガ登録が必要です。
※過去記事の音声ファイルは予告なく削除する可能性があります。あらかじめご了承ください。
メルマガ登録はこちらからどうぞ
>> 海堀芳弘メルマガ登録